喫茶店からは少し離れまして(笑)ここは豊橋でも言わずとしれた駅前広小路沿いにある老舗うどん屋さん玉川です。
広小路といえば今から30年ほど前、ボクがまだ意気盛んにブイブイ言わせてたころ(笑)とっても賑やかな通りでした。あの頃に比べて寂れたとまでは言わないものの全盛期の賑やかさは影を潜めている印象があります。
久しぶりに広小路を歩いていると新蕎麦の看板を見つけたので、懐かしさもあり入ってみたわけです。ボクは夏でも冬でもざるそばを食べるほど蕎麦が大好き。そこへ新蕎麦と聞けば食べないわけにはいきません。この日は北海道産の蕎麦粉を使ったもので980円。当たり前ですが、そこそこの値段はしますよね。
まずはセオリー通り、つゆもつけず蕎麦だけを口に・・・んんん?新蕎麦の香りがしないぞ。ボクの口、鼻がおかしいのかな?と思い、一緒に来た相方にも食べてもらったところ、やっぱり香りがしないのです。
日本そばは小麦粉と蕎麦粉の割合が多いか、少ないかは食べてみれば判るのですが、何対何なのかは科学的分析でも解りにくいそうです。老舗玉川が蕎麦粉の割合を極小にしているとは考えにくいので、この年の北海道産蕎麦の出来具合があまりよくなかったのか?解らないまま完食してしまいましたが(笑)
でも相方が注文した豊橋カレーうどんは旨かった。この豊橋カレーうどんは店それぞれで特徴が違うのですが、ここのカレールー、トッピング等はさすがでした。でも、うどんは茹で置きかも・・・昨今、丸亀製麺など茹でたてを提供して成功していますが、まぁ各お店で事情が違うので仕方のないことなんですけどね。因みに丸亀製麺は茹でて20分したら残りのうどんは廃棄処分にしています。もったいないと思われますが、それだけお客の口が肥えているんですよね。
厳しい現代、それでも長年商売を続けている玉川は、さすが老舗中の老舗です!我が社も一日でも長く続けられるよう見習いたいものですm(_ _)m