ご存知、名古屋では超有名な蕎麦屋さん「沙羅餐」です。南区の本店の他、駅前ミッドランドスクウェアー内、中部国際空港内（セントレア）に店舗を構えています。今回ヤボ用があって画像はセントレア店です。

注文したのは、ざるそばとサクラエビのかき揚げ。手打ちとあって量は少な目なのが残念ですが（笑）蕎麦を一口すすると予想どおり香りの強さが引き立ち、もちろん大事な硬さもしっかりあります。感心するのは手打ちなのに麺の長さがそこそこあり、切り方は上手なようです。よそで食べるとけっこう短い麺が多いのが気になるのです。だって短い蕎麦は最低ですからね。

汁は、蕎麦粉の割合が多いものに合わせ、甘さを抑えた醤油からさの効いたものになっています。これは以前にも紹介したように、蕎麦とは本来香りを第一に楽しむものなので、かつおだしが効いた汁では蕎麦の香りが消されてしまうのです。だから食べる際、汁に蕎麦をどっぷりつけるのは非常にもったいないですことぞ（笑）

セントレアは空港ということで場所的に人がたくさん集まるので忙しいお店なのですが、それでもイイ仕事をしてました。ネームバリューにおごらず美味しいものをつくる。当たり前のことなのですが、その当たり前がなかなかできない。ホント見習いたいものですm(_ _)m