さてさて、東京ラーメンツアーも大詰めですw 一泊二日のお登りさんは多くの麺類を食したのでありますが、今回いちばん期待していた店「馬賊」です。
山手線日暮里駅前・・・どっち側だろ?(笑)わからんけど、すぐ前にあります。とにかく評判が良いと聞いた店なので興味深々、期待感MAXで店内へ。午後2時もかるく過ぎているのに、ほぼ満席なんですがボクの目にはそれが常連さんではなく観光客のように見えました。
この店は中国人が経営しているらしく、店の中でラーメンを運ぶここの女将さんだと思われる女性は体格がよく、笑顔はなく、腕には金無垢のロレックスwwまるで中国版肝っ玉かぁさんってとこ。ラーメンを待つ間、周りのお客の食べっぷりを見ていると、ここの麺は画像でもあるように、いわゆる手延べの超極太麺だと気づきました。職人が両手を広げ、生地のかたまりを徐々に伸ばしていき、2本が4本、4本が8本、16本、32本と倍倍に増えていく方式。TVでよく見る中国独特の製法です。
店も込んでるし、しかも太麺なので、茹でる時間を考えるとかなり待つなぁと覚悟・・・ところが!ものの2分もしないうちに注文の坦々麺が出てきました(ちなみに、ここは坦々麺が有名)
品物が出てきた早さにビックリしながら一口すすると、坦々麺でありながら明らかに日本風ではなく中国風のスープ。まぁこれもアリなかと思うも麺を噛んだ瞬間、超極太麺にも関わらずコシの抜けた茹で置き麺ではないか!普通に茹でてもかるく6~8分はかかりそうな太麺なのに客回しをよくするために敢えて茹でて置いてあるのだろう。ガッカリで倒れそうでした>┼○ バタッ
どうりで周りのお客さんが常連ではなく観光客に見えたはずです。TV番組に踊らされ観光地化された典型的な店のひとつだとボクは感じました。TVで放送していることや本などに書かれていることは全て事実なんだと人はとかく思いがちです。でもそれは少々違うこともあるんですよね。メディアは正確、的確に事実を伝えて欲しいと思う人間の一人ですボクは(笑)
事実を知りたかったら自分の足でまず歩き、確かめてみること!「旨いもん食べ歩き紀行」と勝手に名づけましたがwボクの勉強は一生続きそうです(笑)