吹上の「蕎麦つづら」を後にしたボク。店の外へ出ると地面のアスファルトからモワ~っと暑さが襲ってきた。その日の気温は35度くらい、体感気温はおそらく40度以上はあろう歩道をテクテクと歩いて御器所へ向かったのです。地下鉄を使えば隣の駅なので、ものの2分で着いてしまうのに、自分の体にムチ打ってわざと歩いたのです(笑)
御器所にあるお得意様から聞いた店、ラーメン「笹善」です。聞いただけなので場所がわからずしばらく探しましたが、御器所の大きな交差店からちょこっと入った細い通りにヒョコっと現れたとき、ボクの目には砂漠の中のオアシスに映りました(汗)
お昼のピークを過ぎた店内には客はボクだけw 60過ぎと思われるご夫婦がカウンターの中で食器を洗ってましたが、すぐに注文をとりにきてくれました。お薦めを聞いたら、しょうゆラーメンとのことだったので素直に注文。
ラーメンが目の前に置かれたとき、すぐさまスープの香りを確認。豚骨、鶏がらの中に魚介の香りが強く感じられました。麺は純粋な手打ちであろう包丁切り平打ちの手もみ麺。しかも無着色。一口食べると国産小麦特有のコシがすぐわかりました。
麺とスープの一体感がやや劣るものの、あっさりとしたスープはおそらく化学調味料不使用で、麺も国産無着色なので体に優しい味になってます。まさに真面目そうなご夫婦がイイ仕事をしてるって感じでした。
職人のオーラを放ってるご主人がつくる、こだわりの一杯です(^^)