田原市(旧渥美)福江町にある老舗「善美寿司」に行ってきました。この日、うちの長男の嫁が〇〇歳(公表してはいかんとのことw)の誕生日だったのです。
店のご主人はボクより5つ上の先輩で子供のころからの知り合い。あらかじめ予約を入れておいたので、この日伊良湖で上がった新鮮なネタを用意しておいてくれたのでした。
我が家は下戸ばかりなのでアルコールは一切飲まず、ひたすら食う食う食うの連続(笑)飲みもしないのに、まずは豚の角煮。これがまた柔らかくて味付けも上品!半熟卵も拘りだそうで、一品目にギャフンとさせられましたよ。湯気で画像は白くなってますが(*≧m≦*)ププッ でも温かいまま出てきた証拠ですよね。
とびこ、ひらめ、と軽く平らげた次に、この店自慢のアナゴの炙りです!口に入れた瞬間、柔らかなアナゴが溶けてしまう感じは、ああああタマリマセン~~ そのアナゴの後ろに見えているのは、昔から渥美半島に伝わる伝統的なアサリの押し寿司。茹でたアサリを一つ一つ丁寧に剥いてから炊いて味付けしたものをネタとして上に乗せます。手で握ったシャリとはまた違う食感が特徴ですね。スーパーなので買うとメチャ高価なのです。
次に大好きな、かんぴょうと玉子で舌を整えます。厚く焼いた卵に切れ目があり、そこにちょこっとだけシャリが入っているのです。連続して高価なネタを頂くと後が続かんですからね(笑)感想は言わずとも画像が語ってくれています。
いよいよ今回のメインリクエスト!新鮮なサバでないと仕込まないという、しめ鯖です。ボクは煮ても焼いてもサバは食べないのですが、ここのしめ鯖だけは大好物。ホントはもっと食べたかったのですが財布の中身が気になってしまい我慢したのでした(笑)
そして牡蠣にビックリ!時期としては終わりに近いのですが炊き方といい、味付けといい、食感といい、柔らかさと引き締まり方が絶妙にマッチ。地元の牡蠣は常に食べてたはずだったのに、この日いちばん驚いた一品でした。カンパチも脂がすごく乗って旨かったなぁ。
ホントはこの辺りでボクのお腹は満足していたのですが、我が家たま~の回らない寿司屋さん(笑)欲ばってもう少し!ご主人は中トロと言い張ってたのですがボクには大トロのように感じたマグロ。久々のトロを口にして感激しましたですよ!
締めはスイーツ。果物意外は全て手作りだそうで・・・ってことはアイスクリーム3種、あんこ、白玉も手作りってことだよなあ。これはスゴイ!聞くところによるとピザもパンも作るのだそうで、特に小麦粉を使った生地には拘っており、北海道産だけを使うそうです。寿司屋でピザ?パン?と思いますが、普通ではやらないことを個人の寿司屋でやるところがエライ!回転寿司が増えてポピュラーになった昨今、これこそ個人経営が生き残る手段なのかも知れませんね。
善美寿司の主人Kくん。我が家久々の晩餐、ごちそうさまでしたm(_ _)m