深~~い分けあって(笑)しばらく休んでおりました。
拘りに拘っている豊川市の「蕎麦しずく」へ友人の紹介で行ってきました。どういうところに拘っているかというと、メニューのすべてが十割蕎麦なのです。
十割蕎麦とは、繋ぎ粉を一切使わない蕎麦のこと。ここの何がスゴイかというと、普通は蕎麦粉に繋ぎとして小麦粉を数割混ぜるのですが蕎麦粉だけで作るのに大変難しく、なかなか麺線になりません。仮りに麺線になったとしても茹でる際に短く切れてしまうのです。しかも蕎麦粉だけの麺線は食感があまり良くないというのがボクのイメージだったのですが・・・
しかしです!ここの十割蕎麦はちゃんとキレイな麺線になっており、そのうえ食感もいい。こいつはやられた~~って感じですね。ちゃんと蕎麦粉の香りも感じられ、それにつける汁もまた一般受けする、やや甘目に仕上げられています。
蕎麦は、もともと香りを楽しむものなので汁にドップリつけて食べると、せっかくの香りがなくなってしいます。そのため鰹ダシの香りが勝たないように汁も作らないといけません。
こじんまりとした店内はテーブルが3つほどで、カウンターの中には、まさに頑固そうな職人といったご主人が一人。お客であるボクの方が緊張感を持ちました(笑)
マジで衝撃を受けた「蕎麦しずく」。豊川市にもこんなイイ仕事をしているお店があったのですねぇ。またまた改めて勉強させられましたm(_ _)m